Googleの研究者が、米国のトランプ大統領と野党民主党のバイデン前副大統領の陣営を標的とするフィッシング攻撃を観測した。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Googleのセキュリティ研究者は2020年6月4日、米国のドナルド・トランプ大統領と野党民主党のジョー・バイデン前副大統領の陣営を標的として、アカウントへの不正侵入を試みるフィッシングを観測したと伝えた。米国では同年11月の大統領選挙を控え、選挙介入を狙うサイバー攻撃に対する警戒が強まっている。
GoogleのThreat Analysis Group(TAG)のシェーン・ハントリー氏は、「中国のAPT集団がバイデン陣営スタッフを、イランのAPTがトランプ陣営スタッフをフィッシングの標的にしていた。侵害された痕跡はない」とツイートした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.