NEC、ソーシャルディスタンスを判定する技術を開発 リアルタイムで映像を解析

NECは、同社の映像解析技術を応用し、カメラ映像からソーシャルディスタンスを判定する技術を開発した。同技術はプライバシーの保護は十分に、公共施設のカメラ映像などから密集状況を常時解析して、密集度をリアルタイムで数値化できるという。

» 2020年06月15日 09時54分 公開
[田渕聖人ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 NECは2020年6月11日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防を目的とした「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」の判定技術を開発したと発表した。同技術はカメラ映像をリアルタイムで常時解析し、密集状況を数値化する。

 同社によると、公共施設などで同技術の解析結果を周知することで、施設の利用者は、ソーシャルディスタンスを確保し密集を回避できるとしている。

ソーシャルディスタンス判定技術の利用イメージ(出典:NEC)

人物の密集度を映像解析で判定 プライバシー保護は?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ