東芝、深層学習方式の画像解析AIを開発 高速でカメラ画像内の人数をカウント

東芝は、カメラ画像に映る群集の人数を高速で計測する、深層学習方式の画像解析AIを開発した。同AIは、1分間で約180台のカメラ画像を解析できる。2020年度中に、同AIを組み込んだサービスの製品化を目指すという。

» 2020年06月15日 10時06分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 東芝は2020年6月12日、同社独自の深層学習方式による、画像解析AI(人工知能)を開発したと発表した。同AIは、1分間に約180台のカメラ画像を解析し、カメラ画像内の人数を高速で計測できる。

 同社によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、防犯カメラを利用した密集状態の検知技術のニーズが高まっているという。検知技術は、同社の深層学習技術の応用で実現できる。しかし、その画像解析にはGPUなど高価な演算装置が必要で、同社ではコストの増加が課題となっていた。

新開発の画像解析AI その特長とは?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ