「テレワークを今後も継続」は約半数、デル・テクノロジーズが中堅企業IT投資動向を追跡調査

中堅企業は直近の半年間で、テレワークの実施率が大幅に増加した。ただし「今後テレワークを継続しない」と回答した割合も高く、その理由は社員のITリテラシー格差にあった。

» 2020年08月05日 12時03分 公開
[ITmedia]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 デル・テクノロジーズは2020年8月4日、同年2月に発表した「中堅企業IT投資動向調査2020」の追跡調査の結果を発表した。調査期間は同年6月8日〜7月3日で、同社の顧客企業のうち従業員数が100人以上1000人未満の約470社を対象とした。

テレワークや在宅勤務の実施率推移 テレワークや在宅勤務の実施率推移(出典:デル・テクノロジーズ)

 テレワークや在宅勤務を実施している企業の割合は、前回調査時の25.1%に対して63.9%と大幅に増加。しかし、「テレワークを実施しているにもかかわらず、外部から社内システムに安全にアクセスする環境を構築していない」企業が60.7%に上った。

十分なIT投資ができずにテレワーク継続を断念しかけている企業も

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ