ガートナー、日本市場のセキュリティ向けハイプサイクルを発表テレワーク普及で注目の技術は?

ガートナーは「日本におけるセキュリティ(デジタル・ワークプレース)のハイプ・サイクル:2020年」を発表した。テレワークに向けたセキュリティについて、新しい働き方を前提に技術の理解を深め、新たな議論を開始することが急務だと指摘する。

» 2020年08月06日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 ガートナー ジャパン(以下、ガートナー)は2020年8月5日、「日本におけるセキュリティ(デジタル・ワークプレース)のハイプ・サイクル:2020年」を発表した。2020年版は、企業が今後積極的に利用するとみられるクラウド向けやモバイル向けのセキュリティ技術として、新たにゼロトラストセキュリティやSecure Access Service Edge(SASE)、Key Management as a Service(KMaaS)を追加した。

 ハイプサイクルは、特定の技術やサービス、方法論、プラクティス、コンセプトなどを表す「キーワード」の認知度や成熟度、採用状況などを視覚的に示したもの。各キーワードが時間の経過とともに今後たどる道筋を、時間軸で予測する。横軸に「時間の経過」、縦軸に「市場からの期待度」を置く2次元の波型曲線で表す。ハイプサイクルのフェーズは、黎明期、「過度な期待」のピーク期、幻滅期、啓蒙活動期、生産性の安定期の5つに分かれる。

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「日本におけるセキュリティ(デジタル・ワークプレース)のハイプ・サイクル:2020年」(出典:ガートナー)

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