米当局、中国国家安全局が関与するサイバー攻撃に注意喚起F5やExchange Serverの脆弱性を悪用か

過去1年で頻繁に悪用されていたのは、F5 NetworksやCitrix、Pulse Secure、Microsoftなどの脆弱性だった。

» 2020年09月15日 10時29分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 米国土安全保障省のセキュリティ機関CISAは2020年9月14日(米国時間)、米国の政府機関や各国の企業などを狙って中国国家安全局(MSS)が関与するサイバー攻撃が仕掛けられているとして警告を発した。CISAは悪用例の多い脆弱(ぜいじゃく)性や攻撃の手口などを紹介し、対策を呼び掛けている。

頻発するサイバー攻撃を受け、CISAはアラートを出している(出典:CISA)

 過去1年で頻繁に悪用されていたのは、F5 Networksの「BIG-IP」の脆弱性や、Microsoft「Microsoft Exchange Server」の脆弱性などだった。

脆弱性だけではない CISAが指摘する「狙われる原因」

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