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» 2021年01月18日 07時00分 公開

IDCが国内金融IT市場の予測を発表 金融機関以外のサービス参入が顕著に

IDCが発表した国内金融IT市場の市場予測によると、2021年の市場規模は対前年比0.2%増の2兆2760億円の見込みだ。同社は、他業態の企業のFinTech関連/エコシステムIT支出規模を対前年比32.5%増の638億円と予測した。

[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年1月14日、国内金融IT市場について2021〜2024年の市場予測を発表した。同予測は、銀行や保険、証券、その他金融のIT支出に加えてATMや営業店端末のIT支出分も含む。2021年の市場規模は、対前年比0.2%増の2兆2760億円の見込みだ。

 IDCによると、2020年の国内金融IT市場は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で大幅に減少したが、2021年は大手金融機関を中心に回復する。クレジットカード会社や損害保険会社などにおける業務系システムの刷新に加えて、メガバンクにおけるBanking as a Serviceや保険会社におけるテレマティック保険や健康増進型保険、証券会社におけるブロックチェーンを活用したファンドのトークン化など、新たなビジネスモデルの構築に向けたIT支出の増加が要因だという。

 地域金融機関は、COVID-19の影響による地域経済の長期的な停滞や不良債権の業績圧迫により、IT支出の抑制傾向が続きマイナス成長が長期化する見込みだ。

2019年〜2024年における金融機関以外の産業分野の企業における金融サービス展開に伴うIT支出規模予測(国内FinTech関連/エコシステムIT支出額予測と金融機関以外の産業分野の企業のみ)(出典:IDC)

金融機関以外で金融サービスを提供する企業が増加傾向

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