Linuxベースのサーバやデバイスを侵害し、botネットを構築する新しい攻撃キャンペーンおよびマルウェア「FreakOut」が発見された。複数のソフトウェアの脆弱性を利用しており、どれか一つでも該当すれば侵害を受ける可能性がある。
Check Point Software Technologies(以下Check Point)は2021年1月19日(現地時間)、自社公式ブログにおいて「FreakOut」と呼ばれる、Linuxベースのサーバおよびデバイスを標的とした攻撃キャンペーンおよびマルウェアを確認したと伝えた。
Check Pointによると、攻撃者はこの攻撃キャンペーンにおいて短期間で多くのデバイスを侵害し、それらにbotネットを組み込んでDDoS攻撃や暗号通貨マイニングを実施できるようにしたという。Check Pointはこの攻撃が今後さらに広がる可能性があるとしており、注意を呼びかけている。
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