ITインフラ投資を阻害する最大の要因とは? IDCが調査結果を発表

IDCは「2021年 国内企業のエンタープライズインフラのシステムタイプ別トレンド分析」を発表した。現在重点的に投資しているITインフラについては、約4割が「クラウド、ネットワーク、データセンターを対象とした統合管理システムの構築」を挙げた。

» 2021年03月24日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年3月22日、国内企業の経営層や事業部門長、部課長を対象とした調査に基づく「2021年 国内企業のエンタープライズインフラのシステムタイプ別トレンド分析」を発表した。

ITインフラ投資に対する最大の阻害要因とは? IDCが予測する今後の展望

 調査によると、現在重点的に投資しているITインフラについては、約4割(複数回答)が「クラウド、ネットワーク、データセンターを対象とした統合管理システムの構築」を挙げた。次いで「運用管理の自動化によるIT要員の効率化/生産性向上」が3割強、「ビジネス成果に直結するKPIに基づくITインフラの継続的評価」が約25%だった。2年以内の新たな投資対象については「ビジネスアプリケーションに組み込まれたAI(人工知能)の活用」が最も多かった。

重点的に投資しているITインフラ(出典:IDC)

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