IDC、情報セキュリティ製品市場とセキュリティサービス市場の予測を発表クラウド化の後押しはどこまで続く

IDCは、国内の情報セキュリティ製品市場とセキュリティサービス市場の2021〜2025年の予測を発表した。クラウド化の流れは、これらの市場拡大にどのような影響を与えるのか。

» 2021年05月31日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 IDC Japan(以下、IDC)は2021年5月27日、国内の情報セキュリティ製品市場とセキュリティサービス市場の2021〜2025年の予測を発表した。同予測は2020年下半期までの実績に基づいて算出した。セキュリティ製品市場は、セキュリティソフトウェア市場とセキュリティアプライアンス市場を合わせたものだ。

 2020年の市場規模は、需要の増加を受け、情報セキュリティ製品市場(3817億円)とセキュリティサービス市場(8616億円)どちらも拡大した。IDCは、複数のマルウェアを組み合わせたサイバー攻撃の被害が継続的に発生していることや、テレワークの拡大で新たなセキュリティリスクへの危機感が高まったことなどを要因に挙げる。

国内情報セキュリティ市場の製品セグメント別、売上額予測、2018年〜2025年(出典:IDCのWebサイト)

堅調な伸びを見せるセキュリティ製品市場 2021年以降の展望は?

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