2021年5月に配信されたiPhoneやiPad、macOSのアップデートには、特権昇格が可能な脆弱性「CVE-2021-30724」を修正する変更が含まれていた。この問題を発見したTrend Microが脆弱性の概要と概念実証(PoC:Proof of Concept)を公開した。
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2021年5月のアップデートでAppleは共通脆弱(ぜいじゃく)性識別子「CVE-2021-30724」を修正した。この脆弱性はTrend Microが発見してAppleに報告したもので、iPhoneやiPad、Macユーザーに影響がある。
アップデートの提供からしばらく経過したこともあり、Trend Microはこの脆弱性の詳細情報を開示した。概念実証(PoC: Proof of Concept)も公開されていることから、今後悪用される可能性がある。該当するデバイスを使っている場合には迅速にアップデートを適用が望まれる。
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