Microsoftが「Windows 11」を発表した。2021年後半から提供を開始するが、Windows 10ユーザーがアップグレードするのは1年後になる見込みだ。同社CEOのサティア・ナデラ氏は「次世代Windowsの最初のバージョン」と説明する。
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Microsoftは2021年6月24日(現地時間)、Windowsの最新バージョンとなる「Windows 11」を発表した。「Windows 10」の路線を踏襲しつつも、デザインを刷新し、モバイルワークを想定した使い勝手を追求している。
Microsoftは「Windows 10」をWindows最後のメジャーアップグレードとしてきたが、Windows 11の発表イベントにおいて、Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏はWindows 11を「次世代Windowsの最初のバージョン」と表現し、過去のWindowsとは異なる「次世代」を強調した。
発表イベントが告知され、Windows 10のサポート期限が公式にアナウンスされたことから(関連記事)、Windows 10を「最後のメジャーアップグレード」としていた過去の説明との整合性がどうなるかといった点に注目が集まっていた。
Windows 11搭載PCの販売やWindows 10からWindows 11へのアップグレード配信は、ともに2021年後半の開始を予定している。ただし、多くのユーザーがWindows 10からWindows 11へアップグレードできるのは2022年前半になる見通しだ。Windows 10からWindows 11へのアップグレードは無料になる予定で、スペック上の要件さえクリアしていれば適用できる。
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