DXがあらゆる分野の企業や組織に求められる中、多くの企業が抱える悩みが「自社の目指すべきDXとは何か」という点だ。具体的にどのデジタル技術を自社のどの部分に導入し、どのようなゴールを描くかは、全て企業の判断にかかっている。ITmedia エンタープライズ編集部は、自社や自組織に必要なDXを模索する当事者たちをインタビューした。彼らが見つけたDXの最適解とは。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性がこれまで以上に叫ばれる中「自社(自治体や学術機関も含む)に合ったDXの在り方とは何か」に頭を悩ませる読者は多いはずだ。DXの手段としてはクラウドやデータ活用などの技術に注目が集まるが、これらを採用したからといってDXが実現するわけではない。経済産業省「DXレポート2」はDX推進に向けた具体的なアクションプランを示したが、これもあくまでガイドラインだ。DXの正しい道のりは、待っていれば誰かが示してくれるものではない。デジタル技術をどう生かせば最良の結果を得られるのか。その答えは、自社の状況や課題を把握し、分析できる当事者だけが知っている。
さまざまな業界のニーズや条件が変化する中、デジタル技術を柔軟に活用し、自社の業務やビジネスの在り方を変化させている企業は、どうやって自社なりの「DXの最適解」を見つけたのか。建設やエネルギー、小売り、自治体といった異なる現場でそれぞれのDXを模索する挑戦者たちにインタビューした事例の中から、各業界の課題を色濃く反映した5つの事例を選んでお届けする。自らのDX戦略を模索する上で、ぜひ参考にしてほしい。
ブックレットサマリー
本ブックレット(全36ページ)は、ITmedia エンタープライズで掲載した解説記事を基に再構成しています。
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