AI関連の主要8市場が躍進、2025年度に1200億円規模へ 需要拡大の要因は?

アイ・ティ・アール(ITR)によると、AI関連の主要8市場は2020年度に前年度比19.9%増と高成長し、2025年度には1200億円規模に達する予測だ。市場躍進の要因とは?

» 2021年08月27日 10時46分 公開
[金澤雅子ITmedia]

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 アイ・ティ・アール(ITR)は2021年8月26日、AI関連の主要8市場である「画像認識」「音声認識」「音声合成」「テキスト・マイニング/ナレッジ活用」「翻訳」「検索・探索」「時系列データ分析」「機械学習プラットフォーム」の市場規模推移と予測を発表した。

好調のAI主要8市場、リードするAI技術は?

 2020年度のAI主要8市場全体の売上金額は513億3000万円で、前年度比19.%増の大きな伸びとなった。

 ITRによると、コロナ禍で新規案件の獲得に苦戦するベンダーが散見された一方、在宅勤務での業務効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを推進する企業でAI活用が拡大したことで、躍進したベンダーも多いとのこと。各市場ともに新規参入ベンダーが増加傾向にあり、競争激化が進みつつあるものの、各社とも特徴ある機能やソリューションで差別化を進めているという。

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