保険の査定業務を「最短3分」で完了 エヌエヌ生命が推進するインシュアテックの中身

DataRobotは、エヌエヌ生命保険に対して、AIを活用した、人手を介さない査定業務の導入支援を開始した。従来、人の手によって実施していた査定業務にAIを導入し、大幅な業務効率化と手続きの迅速化を図る。

» 2021年08月23日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 DataRobotは2021年8月20日、エヌエヌ生命保険(エヌエヌ生命)に対して、AI(人工知能)を活用した「人手を介さない査定業務(ストレートスループロセッシング:Straight-Through Processing)」の導入支援を開始したと発表した。エヌエヌ生命保険は、ストレートスループロセッシングによって、業務の効率化と保険加入申込手続の迅速化を図る。

エヌエヌ生命が推進するインシュアテックの中身

 エヌエヌ生命は従来、保険引受時の医務査定業務で、健康診断結果報告書や人間ドック成績表などの医務書類を事務担当者が目視で確認していた。DataRobotによれば、同書類の確認項目は、1つの帳票当たり30以上あり、医療機関ごとに書類の書式が異なるため業務負荷が高まり、保険申込手続の迅速化に当たってボトルネックになっていたという。

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