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» 2021年11月30日 10時00分 公開

データを生かさない道路制御は害悪「スマート道路」「スマート縁石」の可能性を探るTransport Dive

交差点のアナログな制御のために生まれる無駄と公害を算出する調査結果が出された。道路や縁石を利用したリアルタイム交通制御の施策は問題解決に役立つだろうか。

[Chris Teale,Transport Dive]

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Transport Dive

 交通分析会社Inrixの調査によると、米国のドライバーは、タイミングの悪い信号のある交差点で1日当たり合計1725万時間の信号待ちを経験している(注1)。

 21万カ所の交差点の分析によれば、運転中に発生した信号待ちの7%近くが信号機のタイミングが悪いことが原因になっている。

 これらの信号待ちのため交差点で炭素排出量が増加しがちだ。信号待ちは、ニューヨークやロサンゼルスなどの人口密度の高い都市で最も頻繁に見られる。ロサンゼルスでは、ドライバーが毎日170万時間以上を信号停止でのアイドリングに費やしているとInrixは指摘する。

 信号のタイミングを調整して走行速度が10%向上した場合、二酸化炭素の排出量を少なくとも5%削減し、信号待ちが最も少ない米国の25の交差点で毎年最大8万ガロンのガソリンを削減できるとInrixは述べている。

 Inrixは、Vehicle-to-Everything(V2X)インフラなどの新しい技術は車での移動をよりスムーズにするのに役立つ可能性があるとしている。

スマート化する交通インフラ V2Xによる交通網をデジタル化の現在地

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