NECとALBERTがDX支援サービスで協業 データサイエンティストによる伴走型支援とは?

NECとALBERTはAIを活用したDX支援サービスで協業する。DXが定着する。ソフトウェア提供とデータサイエンスによる伴走型支援で、顧客企業のDX人材育成とデータドリブン経営の定着を図る。

» 2021年12月13日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 NECとALBERTは2021年12月9日、顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)促進支援を目的とした協業の開始を発表した。この一環として、ALBERTはNECが提供する機械学習自動化ソフトウェア「dotData Enterprise」(以下、dotData)を活用してデータ分析、AI(人工知能)活用ノウハウを持つデータサイエンティストが導入、定着までを支援する伴走型DX支援サービスの提供を開始する。

 「日本においてDXが成功しているケースはわずか16%」とする調査結果(注1)を基に、多くの企業でデータ分析から業務知見を抽出できずに分析結果をビジネスにつなげられなかったり、利用できるデータやデータを活用できる人材が限定的でDXが広がらなかったり、DX実現に向けた組織や環境づくりが困難だったりといった課題があると両社は指摘する。

 NECとALBERTは、DXを成功させるためには「データ収集、蓄積」「データ分析」「ビジネス変革」「新たなビジネス価値創造」のサイクルが必要だと認識している。NECは2018年に「dotData」を提供開始し、DX人材の育成とアジャイルでのデータ収集、分析、その結果の可視化を定着させるデータドリブンDX事業に取り組んでいる。ALBERTはデータサイエンスカンパニーとしてビッグデータ分析、AIアルゴリズム開発、AIシステム実装を通じたデータやAIの活用支援、データサイエンティスト育成支援などを行う。

伴走型DX支援サービスの具体的な内容は?

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