イカゲームの集客力に賭けるウォルマート Netflix Hub立ち上げの狙いは

Netflixは自社コンテンツの人気を生かして今秋Walmartと提携し、大型小売店で限定商品を販売する。

» 2021年12月23日 08時30分 公開
[Maria MonterosRetail Dive]

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Retail Dive

 Walmartは2021年10月、デジタルストア「Netflix Hub」を立ち上げた。「Squid Game」(イカゲーム)、「Stranger Things」(ストレンジャー・シングス)、「The Witcher」(ウィッチャー)、「CoComelon」(ココメロン)などのNetflixが配信する人気コンテンツの関連グッズをWalmartのデジタルストアで購入できるようになる。

Netflixが展開する小売りサイト(画像は「イカゲーム』関連グッズの予約販売の告知ページ)

 WalmartはNetflix Hubについて「全米規模の小売業者によるストリーミングサービスの最初のデジタルストアフロントだ」と発表している。

独自の「ファン盛り上げ企画」も 

 WalmartとNetflixとのパートナーシップはお気に入りのコンテンツの関連商品を購入したいファンにとって願ってもないことだ。

 「ストレンジャー・シングス」のカセットプレーヤー、「Ada Twist」(エイダツイスト)のぬいぐるみ、「Nailed It」(ネイルドイット)のベーキングキット、「Waffles + Mochi」(ワッフルとモチ)のクックブックなどが販売される。

 これらに加えて、Walmartはファンに欲しい製品に投票させる「Netflix Fan Select」イニシアチブを通じて市場を盛り上げようとしている。

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