インタビューの中で、筆者は東京電力がDX推進の目標の一つと位置付ける「福島への責任」に触れた。東京電力の公式Web「東京電力グループにおけるDX」は、「『福島への“責任” 』と『“競争”の中での企業価値の向上』を果たすべくDXに取り組む」としているが、これをDX推進の理由であることにやや唐突感を覚える人もいるのではないか。
こう投げかけると、関氏は「当社が存続を許されたのは、福島への責任を貫徹するためだ」と答えつつ、数字を挙げた。
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