QNAPおよびASUSTORのNASストレージ経由でのランサムウェア攻撃の被害が広がっているとニュージーランドのコンピュータ緊急対応チームが指摘した。該当製品を使っている場合には迅速に対策を講じてほしい。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
ニュージーランドのコンピュータ緊急対応チーム(以下、CERT NZ)は2022年2月22日(現地時間)、NASストレージを標的にしたランサムウェア攻撃が活発化しているとしてセキュリティアドバイザリを発行した。
アドバイザリによれば、NAS製品「QNAP」とASUSTORのNASストレージがサイバー攻撃の標的になっており、既にファイルが暗号化されるといった被害が確認されている。CERT NZは修正済みバージョンへのアップデートを推奨している。
CERT NZはQNAPとASUSTORのNASストレージの脆弱(ぜいじゃく)性について以下のセキュリティアドバイザリにまとめている。
新種のマルウェア「Cyclops Blink」が登場 英米当局が共同でアラートを公開
便利だけど危険? QRコードを悪用するサイバー攻撃が流行の兆し
無償で利用できるセキュリティソフトウェアやサービスの一覧をCISAが公開
CMS「Drupal」にデータ改ざんの脆弱性 迅速にアップデートをCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.