インターネットからダウンロードした「Microsoft Office」ファイルのVBAマクロ機能の無効化がロールバックされていたことがユーザーの指摘で発覚した。Microsoftはこれを「一時的なもの」と説明している。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
Microsoftは2022年2月7日(現地時間)、同社のブログで同年4月から順次、インターネットからダウンロードした「Microsoft Office」ファイルのVBAマクロ機能を無効化すると伝え、アナウンス通りこれを変更した。Officeファイルを悪用した「Emotet」などのマルウェアが活発化する現状もあり、セキュリティの観点からは好ましい変化だ。
しかし先日、MicrosoftはユーザーにアナウンスをすることなくVBAマクロ機能の無効化をロールバックしていたことがユーザーの指摘によって明らかになった。Microsoftはこれを2022年7月6日のブログで「一時的なもの」と説明している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.