OpenSSLにリモートコード実行の脆弱性 迅速にアップデートの適用を

OpenSSLに複数の脆弱性が見つかった。そのうち1つはRCE(リモートコード実行)を引き起こす可能性がある深刻度「重要」(High)に分類されている。該当バージョンを使用している場合、迅速にアップデートを適用してほしい。

» 2022年07月07日 08時00分 公開
[後藤大地有限会社オングス]

この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。

 OpenSSLプロジェクトは2022年7月5日(現地時間)、SSL/TSLライブラリ「OpenSSL」に2つの脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。

 脆弱性のうち一つは深刻度「重要」(High)に分類されており注意が必要だ。同脆弱性を利用されると、メモリ破壊が引き起こされた結果、リモートで任意のコードが実行されてしまう危険性があるとされている。

 OpenSSLプロジェクトは既に問題を修正したバージョンを公開している。セキュリティアドバイザリの内容を確認するとともに、迅速にアップデートを適用してほしい。

OpenSSLプロジェクトは「OpenSSL」のセキュリティアップデートを公開した(出典:OpenSSLプロジェクトのWebサイト)

深刻度「重要」に分類される脆弱性の詳細は?

 報告された脆弱性は以下の通りだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ