WOWOWは決算、監査フローのデジタル化を目指し、経理業務の最適化を推進するために「BlackLine」を導入した。決算業務と監査対応をデジタル化し、標準化を進めることで経理部の課題解決を図る。
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ブラックラインは2022年9月27日、WOWOWが「BlackLine」を導入したと発表した。WOWOWは同プラットフォームによってデジタル決算やデジタル監査を導入し、経理業務の最適化を推進する。
BlackLineは経理業務プロセスの可視化や標準化、自動化、統制強化に向けた経理業務変革プラットフォームだ。WOWOWはBlackLine導入によって決算業務と監査対応をデジタル化し、課題となっていた属人化しがちな決算業務の標準化を進める。
WOWOWは2022年6月にBlackLineの導入を決めた。同年12月末に予定している本格運用に向け、決算業務の可視化と標準化を推進するための決算プラットフォームを構築し、単体決算と連結決算をBlackLineへの移行を進めている。
システム構築後は監査人にBlackLineのアクセス権限を付与し、監査目線の分析手法や上長承認の手順などをBlackLineに乗せることで監査対応をデジタル化する。
WOWOWがBlackLineを利用したデジタル化に期待する効果は次の通りだ。
今後、WOWOWはBlackLineの適用範囲を拡大し、新しいアイデアが創出可能な環境づくりに向けた経理業務全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)につなげていくとしている。
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