VMware Cloud Foundationに「緊急」の脆弱性が存在することが報告された。同脆弱性を悪用されるとシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされ、注意が必要だ。迅速なアップデートの適用が求められる。
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VMwareは2022年10月25日(現地時間)、同社のブログで、ハイブリッドクラウド基盤「VMware Cloud Foundation」に脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると発表した。
同セキュリティアドバイザリは公開から2日後に更新されて、今回見つかった脆弱性を利用したサイバー攻撃が実行されている旨も追加されている。該当製品を利用している場合は直ちに確認し、アップデートを適用してほしい。
脆弱性が存在する製品とバージョンは以下の通りだ。
脆弱性が修正された製品とバージョンは以下の通りだ。
修正対象の脆弱性の詳細は以下の通りだ。
今回見つかった脆弱性には回避策などが提供されておらず、パッチを適用する方法のみが現時点で有効だ。該当製品を使用している場合、情報を再度確認するとともに迅速にアップデートを適用してほしい。
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