既知の悪用された脆弱性カタログに7件の脆弱性が追加された。脆弱性が含まれる製品の中にはSamsungのモバイルデバイスなどもある。詳細を確認の上、迅速に対応してほしい。
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米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2022年11月8日(現地時間)、「既知の悪用された脆弱(ぜいじゃく)性カタログ」に新たに7件の脆弱性を追加したと発表した。これらの脆弱性は、既にサイバー攻撃者による悪用が進んでいるため、早急に対策を講じる必要がある。
今回カタログに追加された脆弱性は「Microsoft Windows」やSamsung Electronics(Samsung)のモバイルデバイスに含まれる。脆弱性の詳細は、CVE識別番号にリンクされた米国国立標準技術研究所(NIST)のWebサイトを確認してほしい。
積極的な悪用が確認されたということは、脆弱性を修正せずに運用されているシステムが存在しているということだ。チェックの見落としなども考慮し、カタログに追加された脆弱性については再度確認の上、必要に応じて対処してほしい。
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