Bleeping Computerは、新型ランサムウェア「Akira」が2023年3月から活動を開始し世界中の企業を標的に攻撃しているとし、同ランサムウェアの特徴について報じた。
この記事は会員限定です。会員登録すると全てご覧いただけます。
コンピュータ情報サイトの「Bleeping Computer」は2023年5月7日(現地時間)、同年3月から活動を開始したとみられる新型ランサムウェア「Akira」について報告した。
Akiraは全世界の企業を標的にしており、すでに複数の企業で被害が発生している。このランサムウェアがまだ分析の段階にあることなどを踏まえ、Bleeping ComputerはAkiraに感染した場合の行動をアドバイスしている。
Bleeping Computerによると、Akiraの主な特徴は以下の通りだ。
Akiraという名前のマルウェアは2017年にも観測されているが、今回のランサムウェアは2017年に発見されたものとは別物だとされている。
Bleeping Computerは現在このマルウェアは分析の段階にあり、復号ツールを使ってファイルを復元できるかどうかが判明するまでは身代金を支払わないことを推奨している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.