アドビは、BCPへの取り組みやクラウド管理およびファイルの保存形式、電子サインの活用など、社内データの保管および管理状況を調査した。
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アドビは2023年9月26日、企業の総務担当者800人を対象に実施した「社内データの備えと管理に関する調査」の結果を発表した。
これは、企業が災害やシステム障害、テロといった危機的な状況において重要な業務を継続できるように策定する事業継続計画(BCP)への取り組みや、クラウド管理およびファイルの保存形式、電子サインの活用など、社内データの保管および管理状況を調査したものだ。
今回の調査で明らかになった主な内容は以下の通りだ。
調査結果から、多くの中小企業が、災害時などの緊急時にテレワークを実施できず業務遂行に不安を感じていることが分かった。アドビは「半数以上でデジタル化が進む傾向が見られる一方で、依然として紙による業務がテレワークの妨げになっていて、デジタルを活用した業務改善の余地が大きく残っている」と指摘している。
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