CrowdstrikeはDell Technologiesとの戦略的パートナーシップを拡大し、Falcon XDRプラットフォームでDellのマネージドセキュリティサービスを提供する。
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クラウドストライクは2024年3月27日、Dell Technologies(以下、Dell )と戦略的パートナーシップを拡大し、「Crowdstrike Falcon XDRプラットフォーム」において「Dell Managed Detection and Response(MDR)」サービスを提供すると発表した。
Dellのセキュリティ運用エキスパートがCrowdstrike Falcon XDRプラットフォームのプロアクティブな脅威ハンティング機能を使うことで、複数のベンダーのサービスを併用するようなマルチクラウド環境に最適なセキュリティ機能を提供する。
CrowdStrikeの「クラウドストライク2024年版グローバル脅威レポート」によると、サイバー攻撃は高速化や高度化、ステルス化が進んでいる。これに加えて、サイバーセキュリティに関するスキルギャップは拡大の一途をたどっており、組織は限られたリソースで増え続ける脅威に対応せざるを得ない状況に置かれている。
Dell Managed Detection and Response(MDR)はこの現状を踏まえ、セキュリティ部門やIT部門の負担を低減するソリューションだ。豊富な知識を備えたセキュリティ専門家が、さまざまなセキュリティ製品から得たデータを分析して脅威の兆候をつかんだり、24時間365日体制でのセキュリティ運用を提供したりする。
CrowdStrikeの最高ビジネス責任者(CBO)であるダニエル・バーナード氏は「当社とDellとの戦略的協業の拡大は、MDRサービスの強化につながるとともに、当社の業界をリードする保護機能をより多くの顧客に提供できることも意味する。これによって大規模企業から、中堅・中小企業まで全ての顧客に、侵害の阻止やポイント製品の統合、コスト削減など、大きなセキュリティ成果を提供する」と述べた。
Dell Managed Detection and Response(MDR)は、「CrowdStrike Falcon XDRプラットフォーム」とともに直販ソリューション、または、チャネルパートナー各社を通じて全世界の顧客に提供される。日本国内においては海外の専門チームを通じて英語で提供する。
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