Illumioは「ゼロトラスト・セグメンテーション(ZTS)プラットフォーム」のアップデートを発表した。今回のアップデートでは新たなAIラベリングエンジンや、AIチャットbot「Illumio Virtual Advisor」が実装された。
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Illumioは2024年4月25日、AIと自動化技術を強化した「ゼロトラスト・セグメンテーション(ZTS)プラットフォーム」のアップデートを発表した。
Illumioは米国家安全保障局(NSA)などがサイバーレジリエンスを実現するためのデフォルトの戦略としてゼロトラストやマイクロセグメンテーションを推進していることに言及し、その重要性の認識が広まっているという。
だが実際にはオンプレミスやクラウドの双方にマイクロセグメンテーションを導入している割合は50%以下ということが調査から分かり、現代のビジネススピードに合わせて拡張できる、より優れたセキュリティが必要だと提言した。
今回のアップデートには新たなAIラベリングエンジンの導入や、AIチャットbotである「Illumio Virtual Advisor」(以下、IVA)の実装が含まれている。これらの機能はデータセンターやクラウド環境における資産の即時可視化を可能にし、ポリシー管理を合理化することでセキュリティ対策の自動化と迅速化を実現するという。
アップデートによって追加される主な新機能は以下の通りだ。
Illumioのマリオ・エスピノーザ氏(最高製品責任者)は「サイバーセキュリティチームは、かつてないほど大きなプレッシャーにさらされており、レジリエンスを迅速に構築する簡単でスケーラブルな方法を必要としています。当社の最新のイノベーションは、ハイブリッド/マルチクラウド環境のラベリングの複雑さを軽減する他、AIによるインテリジェントな支援を提供し、スキルギャップの緩和に寄与します」と述べている。
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