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「雪景色がきれいな日本の山」おすすめ3選 登り初めにもおすすめ! 幻想的な絶景に癒される【2024年1月版】

» 2024年01月13日 07時30分 公開
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 冬の訪れとともに、日本の山々は雪に包まれて幻想的な美しさを放ちます。無雪期とはまた違った絶景を眺めれば、登山の更なる魅力に気づくはずです。

 今回は、雪景色がきれいな山を3つ厳選。冬ならではの神秘的な風景が広がる山々とその魅力を紹介します。しっかりとした寒さ対策や雪山ギアを装備すれば、上級者でなくても登りやすい山もあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

おかだあきほ

おかだあきほ

フリーランスのライター・編集者。元アウトドアショップ店員。富士登山をきっかけにアウトドアにはまり、登山やキャンプ、トレイルランニングなど幅広いアクティビティを一年中楽しんでいます。自身の山体験や、店員時代の接客経験を生かし、リアルで深い内容を発信!リモートワーカーのため、仕事や日常を快適かつ生産的に行うためのガジェット選びも得意です。

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雪景色がきれいな山:蔵王山

 「蔵王山(蔵王連峰)」は、山形県と宮城県にまたがる連峰。日本百名山にも数えられており、最高峰は標高1841mの熊野岳です。

 蔵王山といえば、1月上旬〜2月中旬の期間限定で見ることができる「スノーモンスター」が有名。針葉樹の葉に雪粒などの水滴がついて凍り、トゲトゲとした「エビのシッポ」ができます。

 雪だるまを作るように、エビのシッポに雪がついてどんどん大きくなり、5mもの大きさのモンスターが無数に出現するのです。斜面を埋め尽くすモンスターは、風向きや場所などの影響でそれぞれ個性が違うのも面白いポイント。冬にはライトアップされることもあり、独特で幻想的な絶景が楽しめます。

 ロープウェイでスノーモンスターのあるポイントまで登ることができますが、そこから熊野岳などに向かうには、雪山装備が必要。保温性のある靴のほか、スノーシューやトレッキングポールがあるとよいでしょう。森林限界を超えた場所のため、強風が吹くと吹雪になることも。寒さ対策を万全にするとともに、悪天候の場合はすぐに引き返すようにしましょう。

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雪景色がきれいな山:谷川岳

 新緑や紅葉のスポットとして多くの人が訪れる、日本百名山の「谷川岳」。標高は1977m(オキの耳)です。豪雪地帯としても知られており、雪山登山のスポットとしても人気があります。

 冬用の登山靴やアイゼンは必要ですが、比較的登りやすい雪山なのが特徴。ただし単独での山行は避け、必ず経験者と行動するようにしましょう。ロープウェイを使って天神平まで標高を稼ぎ、そこから約5時間半ほどで往復できます。

雪景色がきれいな山 谷川岳

 真っ白な雪で覆われた谷川岳はダイナミックで、ここから雪山登山の魅力にハマったという人も多いもの。また、雪が降っていない谷川岳の景色を知っている人が登れば、雪の有無での景色の違いも楽しむことができます。

 トレース(踏み跡)があり、天気が良ければ無理なく日帰りをすることができますが、雪の多さを生かして、雪洞泊にチャレンジするのもおすすめ。テント泊や山小屋泊とは違った楽しみ方ができます。

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雪景色がきれいな山:蓼科山

 日本百名山の一つである「蓼科山」は、八ヶ岳北端にそびえる標高2531mの山。高山ながら、冬でも登りやすい雪山として人気があります。蓼科山登山口と山頂の往復にかかる時間は、冬期は4時間ほど。冬用の登山靴やアイゼン、スノーバスケット付きのトレッキングポールなどを用意すれば、初心者でも比較的無理なく登ることができます。

雪景色がきれいな山 蓼科山

 蓼科山の魅力は、樹林帯に広がる樹氷や山頂からのパノラマ絶景。登り初めてしばらくすると霧氷や樹氷が現れ、幻想的な景色が楽しめます。

 山頂からは、北アルプスや南アルプスなどがぐるりと見渡せ、高山ならではの壮大な景色が満喫できます。長すぎず、短すぎず程良いコースタイムで、見どころ満載の山です。

 森林限界を超えたあたりからは、冷たい風が強く吹くことが多いため、暴風・防寒対策をしっかりとして登りましょう!

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