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Windows 2000ビジネスアプリケーション構築ガイド |
この連載では,Visual Basicのユーザーを対象に,Windows 2000で搭載されたCOM+1.0を使って,どのようにして堅牢なクライアント/サーバーアプリケーション(n階層アプリケーション)を構築すればよいのかについて説明する。この連載で扱ういくつかの内容は,Windows NT 4.0 Option Packで提供されているMTS(Microsoft Transaction Server)の環境下でも問題なく動作する。安定性などの問題で,現行のWindows NT Server 4.0上でシステム開発を求められている開発者は,とりあえずMTS上で開発しておき,Windows 2000に移行した段階で,必要に応じてCOM+の機能を盛り込んでアップグレードしてもよいだろう。 |
はじめに
この連載の概要の説明(1999/12/08)
Chapter 1 クライアント/サーバーアプリケーションの仕組み
クライアント/サーバーシステムの概要とWindows DNAによる実装(1999/12/08)
Chapter 2 Component Object Model
COM(Component Object Model)の概要とVisual Basicによる実装(1999/12/20)
Chapter 3 データストア層の構築
MSDE(MicroSoft Database Engine)によるデータベースの設計と開発(2000/01/10)
Chapter 4 ビジネスロジックの構築【前編】
COM+の概要。管理面から見たCOM+とは(2000/01/24)
Chapter 5 ビジネスロジックの構築【中編】
COM+の技術詳細。COM+とはどのようなメカニズムで稼働するのか,開発者はどう実装すべきなのか。前半部(2000/02/14),後半部(2000/02/21)
Chapter 6 ビジネスロジックの構築【後編】
COM+を利用したビジネスロジック層の実装。具体的に,どのようにCOMオブジェクトを実装してゆくのか。概要(2000/03/13),顧客管理処理(2000/03/13),製品管理処理(2000/04/03),伝票処理(2000/04/19),伝票の推移(2000/04/28)
Chapter 7 プレゼンテーション層の構築【前編】
Visual Basicによるプレゼンテーション層の実装。具体的に,どのようにビジネスロジックを呼び出してゆくのか。概要(2000/06/15),プロキシの作成ならびにインストール(2000/06/15),メインフォームの作成(2000/06/15),顧客管理処理(2000/06/15,2000/06/28),製品管理処理(2000/07/26),在庫管理処理(2000/07/26),伝票管理処理(2000/08/09),請求書管理処理(2000/08/09),考察のまとめ(2000/08/09)
Chapter 8 プレゼンテーション層の構築【後編】
IISとASPによるWebプレゼンテーション層の実装。具体的に,どのようにビジネスロジックを呼び出してゆくのか。Webプレゼンテーション層の実装ポイントは何か。IIS 5.0の設定(2000/10/12),
ASPによるプログラミングの基礎(2000/10/12),
IISのセキュリティ(2000/10/19),
Appendix A ADOコンポーネントによるデータベースアクセス
ADOコンポーネントを利用してデータベースにアクセスする実装例(1999/12/08)
Appendix B SQLの基本文法
SQL文によるデータベースアクセスの基礎(1999/12/08)
(著者:大澤文孝)