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» 2004年08月03日 00時00分 公開

情報システム用語事典:システムアドミニストレータ(しすてむあどみにすとれーた)

systems administrator / シスアド

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ITを利用する企業や組織などにおいて、全社あるいは部門やグループのレベルで、業務改革・改善のために情報化を推進する人材の能力を認定する国家資格。またはその資格を保持する人のこと。

 資格としてのシスアドは、“情報処理の促進に関する法律”に基づいて経済産業省が実施する「情報処理技術者試験」の区分の1つ。情報処理技術者試験はプログラマなどのシステム開発者・管理者の能力を認定する国家試験として1969年に始まったものだが、1994年の区分改訂の際に利用者側の資格として「システムアドミニストレータ」が新設された。1996年には「上級システムアドミニストレータ」が加わり、それまでのシステムアドミニストレータは「初級システムアドミニストレータ」と改称された。2007年の大改訂で初級シスアドはITパスポート試験に、上級シスアドはITストラテジストに発展的解消されることになっている。

 初級システムアドミニストレータ(AD)は、一般業務部門の現場におけるエンドユーザー・コンピューティングを推進する者と位置付けられ、試験内容はシステム思考能力、DFDやワークフロー設計などの手法から、PCやLANなどの導入・運用・管理の実務知識、表計算ソフトやデータベースソフトなどの操作まで幅広いものとなっている。

 上級システムアドミニストレータ(SD)は、情報技術を活用して業務改革・改善を推進したり、経営戦略に合致した情報化戦略を立案する情報化リーダーとして位置付けられ、試験では情報システム構築・利用のためのマネジメントについても出題される。

 試験は経済産業省が指定する独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターによって行われ、初級は年2回(4月・10月)、上級は年1回(10月)に実施される。上級シスアド試験は2008年度秋期試験をもって終了となる。初級シスアド試験は2011年度春期試験まで継続される予定である。

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