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» 2005年08月30日 00時00分 公開

情報システム用語事典:RAM(あーるえーえむ)

responsibility assignment matrix / 責任分担表 / 責任分担マトリクス / 役割分担表

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 ある目的を達成するために、複数の人間/組織が実施する仕事において、組織や要員の役割や責任の分担・割り当てを示す表のこと。

 通常、一方の軸に仕事(あるいは成果物、機能)、他方の軸にリソース(担当者や担当組織)を取った2次元マトリクスを作成し、その両軸の交差する升目に担当区分(責任、役割)を記入する。升目には責任・役割以外に工数を記入することもある。

■責任分担マトリクスの例
ユーザー側
担当者
プロジェクト
マネージャ
要求定義
担当者
設計
担当者
開発
担当者
試験
担当者
要求定義 A M R S    
概要設計 A M S R    
詳細設計   M   R S  
コーディング   M     R S
統合試験   M     S R
機能試験 A M R S S S
[M]=管理 [R]=主責任 [S]=支援 [A]=承認

 担当区分は達成すべき作業や成果物によってさまざまだが、各作業・成果物には必ず1人の責任者を配置する。責任者はその作業を主体的に計画、実施する役割を担う。

 プロジェクトマネジメントでも人的資源計画ツールに位置付けられ、WBSにおけるワークパッケージもしくはアクティビティを、“誰が”担当し、“どの”責任を負うかを明確にする。

 日本語では、「責任分担表」「責任分担マトリクス」「役割分担表」「職務責任図形」などさまざまな訳が当てられているが、英語でも「TRM:task responsibility matrix」「RM:responsibility matrix」「RMC:responsibility matrix chart」「LRC:linear responsibility chart」など多数の同義語がある。

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