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» 2009年11月23日 00時00分 公開

情報マネジメント用語辞典:カスタマエクイティ(かすたまえくいてぃ)

customer equity

[@IT情報マネジメント編集部,@IT]

 企業が持つ顧客基盤を資産として評価した価値のこと。通例は、顧客生涯価値の総和を現在価値に直したものとして算定される。

 企業買収で被買収企業の資産評価を行いとき、その企業が安定した顧客基盤を持ち、継続的に利益がもたらされるような状況であるとき、それを資産価値として評価することがある。これをカスタマエクイティという。

 マーケティングや顧客対応の文脈でいえば、顧客との親密な関係構築・維持を図ることで顧客の心における自社ブランドの優位=ブランドロイヤリティを築くことで、長期にわたる安定的な収益の基盤となる顧客資産を作るという戦略がカスタマエクイティの考え方となろう。

参考文献

▼『カスタマー・エクイティ――ブランド、顧客価値、リテンションを統合する』 ローランド・T・ラスト、バレリー・A・ザイタムル、キャサリン・N・レモン=著/近藤隆雄=訳/ダイヤモンド社/2001年9月(『Driving Customer Equity: How Customer Lifetime Value Is Reshaping Corporate Strategy』の邦訳)

▼『顧客資産のマネジメント――カスタマー・エクイティの構築』 ロバート・C・ブラットバーグ、ジャクリーン・S・トーマス、ゲイリー・ゲッツ=著/小川孔輔、小野譲司=監訳/ダイヤモンド社/2002年9月(『Customer Equity: Building and Managing Relationships As Valuable Assets』の邦訳)


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