「機動戦士ガンダム」の世界を舞台にしたネットワークゲーム「UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE」で、最終βテスト「UniversalCentury.beta」の開始が迫っている。今月末にも、クローズドβの募集が締め切られる予定だ。
現在は、試行サービスとして「prototypeUC」が提供されている段階。UniversalCentury.betaでは、このprototypeUCを基に、さまざまな仕様が順次追加される見込みとなっている。
公式ページのスクリーンショットを見る限り、現行のprototypeUCでは、マゼラアタックなどを中心とした地上戦が既に展開されているもよう。森や山地といった地形データはさほど実装されていないようだが、街データは既に用意されているようだ。
同作のプロデューサーを務めるバンダイ・ビデオゲーム事業部の新藤貴行氏によると、UniversalCentury.betaに移行する目的は、テスターの人数を増やし、同時アクセスの負荷を高めることにある。prototypeUCでも、多数ユーザーの同時アクセスへの対応が焦点になっているようで、1画面中にどれだけのユーザーが実際に含まれるか想定できないことが、PCの描画性能の調整を進める上で障害になっているという。
同氏はまた、サーバの運用にも気をつかうと話す。「(ゲーム内では)1つの世界とはいえ、それ自体が100台以上のサーバで構成されているものなので、それらを全て同期させて動かす点には、非常に知恵を絞っている」とした。
今後は、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)への対応も予定されている。ユーザー向けのリリース時期は未定だが、技術的な対応は完了していると新藤氏。HMDを用意することで、コクピット視点が使えるようになるという。
本サービスの開始時期が気になるところだが、現時点では詳細が明かされなかった。
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