ソニーは1月26日、HDD&DVDレコーダー「PSX」の無償アップグレードを2月初旬に始めると発表した。HDDからDVDへのダビング速度の向上や各種不具合の修正などが含まれる。
PSXは発表時に公表されていた機能の一部が、検証不足などを理由に実際の製品では変更されていた(関連記事1、関連記事2を参照)。配布する最新ファームウェアでは、これらの機能や新機能の追加、不具合の修正なども含まれる。
アップグレードの内容は以下の通り。
アップグレード項目 | 内容 |
---|---|
ダビング機能 | HDDからDVDへのダビング速度の高速化(最大12倍速から最大24倍速に |
ミュージック機能 | MP3に対応 |
フォト機能 | TIFF形式の静止画対応 |
ビデオ機能 | ビデオ再生時に約15秒前後のシーンに早送り/早戻しする「フラッシュ機能」 |
タイトルソート機能 | 日付順、タイトル順、ジャンル別、視聴・未視聴別などコンテンツの並べ換え |
テレビ機能 | 延長録画時の再延長設定 |
その他 | PlayStation 2対応USBキーボードでのタイトル入力 |
不具合の修正 | 外部接続した機器によりダビングできない不具合、ジャストクロックのチャンネル設定が自動チャンネル設定実行時に初期値に変わってしまう点 |
アップグレード方法は(1)ブロードバンド回線経由でのダウンロード、(2)CD-ROMの2つ。ダウンロードは2月初旬から、CD-ROM配布は2月5日から申し込みを受け付け、配布は2月下旬を予定している。CD-ROMは販売店頭でも配布する予定。詳細は製品情報サイトで告知する。
3月に再度のアップグレードを予定しており、(1)DVD+RWへの録画・再生対応、(2)GIF形式の静止画対応、(3)デジタルカメラの動画取り込み・再生(メモリースティック、サイバーショットのUSB経由)、(4)プレイステーション BBへの対応──が図られる予定としている。
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