ネットシネマ「NO NAME」の舞台挨拶と試写会が1月23日(金)、作品の舞台となる横浜中華街からほど近い横浜情報文化センターで開催された。
舞台挨拶には及川中監督をはじめ、主演の高田宏太郎さん、若槻千夏さん、鈴木一真さん、そして脚本担当で俳優としても出演している山村一間さんが出席し、作品の見所などについて語った。
「NO NAME」は、高田さん演じる青年アキラが、失った記憶を探して横浜を駆けめぐるというもの。アキラ役の高田さんは、「記憶のない不安、記憶が蘇ってくる恐怖などの気持ちの変化を表現するのが難しかった」と語る。「映画初出演で、しかも演技初挑戦」という若槻さんは、学生でアキラの恋人という等身大の役どころを自然に演じている。また、高田さんとともに全編にわたって出演し、謎の多い役を演じた鈴木さんは、「現場が楽しかった」と。またネットシネマについて「自分の部屋で、パソコンの画面に向かうことで、ものすごく集中して見ることができ作品に入り込みやすい」と感想を語った。また、「見どころについて」の質問には、「すべて!」と3人が口を揃えた。
主演は高田、若槻、鈴木の個性溢れる若手3人だが、山下慎司、ミッキー・カーチスなどのベテランが作品に深みを与えている。最後の最後まで明かされない意外な謎、断片的な映像と効果音が醸し出す不思議な雰囲気、そして、中華街、みなとみらい、山下公園と横浜の魅力いっぱいの風景など、見どころ満載だ。ほかに、CMの出演者が本編にも登場するなど、洒落のきいた演出もなされている。
「NO NAME」は、エッジが運営する「livedoor ストリームライン」において、ブロードバンドタワーの配信協力のもと、1月16日より公開が開始され、毎週金曜日更新で全12話が無料提供される。また、NTT東日本 神奈川グループが協賛しており、神奈川県のフレッツユーザであれば、最高6Mbpsの高品質な映像で視聴することが可能だ。神奈川エリアのフレッツユーザは、ぜひ、試してみてほしい。
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