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» 2004年04月20日 20時14分 公開

サービス開始日が決定したエニーミュージック、各社の対応は?

5月20日にサービス開始が決定した「Any Music(エニーミュージック)」。ソニーとパイオニアからは対応機器が早速発表されたが、両社以外の対応状況はどうなのか、尋ねてみた。

[ITmedia]

 5月20日にサービス開始が決定した「Any Music(エニーミュージック)」。これは、ブロードバンドでインターネットに接続されたオーディオ機器に対し、楽曲データを配信するサービスだ。PCではなく、あくまでもオーディオ機器を対象とした配信サービスとされており、将来的にはカーオーディオや携帯電話との連携も考えられている。

 同サービスは、2003年に事業化が発表されており、その際のメンバーはソニー、パイオニア、ケンウッド、シャープの4社。その後、オンキヨー、ディーアンドエムホールディングス(デノン/マランツ)、日本ビクター、ヤマハが加わって、サービスの運営会社であるエニーミュージックを設立している。

 対応機器だが、ソニー/パイオニア/ケンウッド/シャープのいわゆる先行4社はさすがに素早い動きを見せた。

 ソニーパイオニアはサービス開始発表に合わせて対応製品を発表。シャープとケンウッドも「サービス開始日前後にはなんとか発売したい」(シャープ)、「遅くとも5月下旬には発売したい」(ケンウッド)と、サービス開始からそう遅くならないうちに対応機器を発売する予定だ。

photo ソニーのAny Music対応機器 「ネットジューク」(NAS-A1)
photo パイオニアのAny Music対応機器 「X-AM1」

 しかし、その他4社の製品は登場までしばらく時間がかかりそうだ。

 現在の対応状況をたずねると、「計画は進行しているが、先行の4社よりは遅れる」(オンキヨー)、「だいぶ先になる」(ヤマハ)、「計画はあるが時期は未定」(ディーアンドエムホールディングス)、「製品化は市場の要求次第。すぐに商品化するという計画はない」(日本ビクター)という回答が返ってきた。

 昨年行われたA&Vフェスタ2003では、先行4社が製品化を前提とした「商品化予定モデル」の展示を行い、マランツを除くヤマハ、日本ビクター、オンキヨー、デノンの各社がコンセプトモデルの展示を行っていた。

 A&Vフェスタ2003の時と同様に、事業化を発表した事業立ち上げ時のメンバーと、それ以外のメンバーでは、商品化に対しての温度差があるようだ。

 しかしながら、今回興味深いコメントを得られたのが日本ビクター。製品化自体には慎重な姿勢を示しているが、「据え置き型とは限らない」ともコメントしており、A&Vフェスタに展示した据え置き型以外にも、製品化の方向性を模索していることを伺わせている。

 国内主要レーベルの約3万8000曲をラインアップし、シングル1曲158円から、アルバムは1050円からという価格で、オーディオ製品向け音楽配信サービスというジャンルの創出に挑むエニーミュージック。対応機器がなければそのサービスを楽しむことはできないだけに、各社からの投入を期待したい。

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