現在のインターネットより高速なネットワークの研究を進めるInternet2プロジェクトは4月20日、インターネット速度の記録更新を発表した。
カリフォルニア工科大学と欧州素粒子物理学研究所(CERN)の研究者が、1万1000キロの距離を隔てて平均6.25Gbpsでデータを転送した。同じチームは過去に次世代インターネットプロトコルIPv6を使って4Gbpsを達成している。今回は現在のインターネットで採用されているIPv4を利用した。
CERNの外部ネットワーキング担当責任者で欧州連合(EU)DataTAGプロジェクトのマネジャーを務めるオリビエ・マーティン氏は、データ転送速度の記録について「年内に10Gbps近くまで行くだろう」と話している。
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