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ソニー、MPEG/MP3対応のモバイルHDDプレーヤー「HMP-A1」発表

» 2004年05月27日 15時00分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 ソニーは5月27日、ポータブルAVプレーヤー「HMP-A1」を発表した。内蔵HDDにMPEG-1/2/4動画やMP3ファイル、JPEG画像などを保存して出先で楽しめるほか、付属のAVケーブルを使ってテレビに出力することも可能だ。発売は6月26日。価格はオープンプライスだが、店頭では6万3000円前後になる見込みだ。

photo モバイルHDDプレーヤー「HMP-A1」

 本体サイズは129.6(幅)×75.6(高さ)×22(厚さ)ミリ。重量は約250グラム。パソコンとのインタフェースはUSB2.0のmini-B端子で、バスパワー対応。モバイル用の外付けHDDとしても利用できる

 ディスプレイは、320×240ピクセルの解像度を持つ3.5型カラー液晶。その右側には、タッチセンサーを採用したユニークな操作部がある。指を上下に滑らせることで画面やカーソルを移動する仕組みで、滑らせる速度によってスクロール速度も変化するという。また、両端にタッチして普通のボタンのように使うこともできる。

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 電源はリチウムイオンバッテリー。MPEG-4動画で最大6時間、128KbpsのMP3なら最大8時間の連続再生が可能だ。フル充電までにかかる時間はACアダプタの場合で約2.5時間。USBポートからの充電にも対応した。

 内蔵HDDは20Gバイトの容量を持ち、MPEG-4(1Mbps)なら約35時間分、128KbpsのMP3音楽なら約300時間分を保存できる。動画は、前述のMPEG-1/2/4にくわえ、AVI(DV)やWMV、DVR-MSをサポート。転送時にMPEG-2もしくはMPEG-4に変換することで、本体での再生が可能になる。

 静止画もJPEGだけだが、やはり転送時に変換することにより、BMP、GIF、PNG、TIFF、PGPFも閲覧できるようになる。一方の音楽ファイルは、MP3とWAVのみをサポート。なお、ATRAC 3/3 plusには非対応のため、モーラやエニーミュージックで購入した楽曲の再生できない点には注意が必要だ。

 バンドルソフトは、画像ファイル変換&ファイル転送ソフト「HMP Image Transfer Manager」と、音楽ファイル転送用の「MusicMatch Jukebox for HMP-A1」。いずれもWindows 2000 Professional SP4以降に対応している。このほか、製品パッケージにはリモコン付きヘッドフォン、専用ケース、ACアダプタ、ストラップ、専用AVケーブルなどが含まれる。

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