ITmedia NEWS >
速報
» 2004年06月15日 08時38分 公開

インディーズレーベルはiTunes Europe Storeに対応せず?

英Association of Independent Music (AIM) の情報筋によれば、インディーズレーベル側はAppleによる提案は「商業的に自滅するもの」と判断、交渉は決裂したという。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 6月15日の登場が噂されているApple ComputerのiTunes Music Storeの欧州版では、White Stripesなどのアーティストを抱える英国の独立系レーベルからの楽曲を購入できないかもしれない。英Association of Independent Music (AIM) の情報筋によれば、先週末にも話し合いが持たれたが、レーベル側はAppleによる提案は「商業的に自滅するもの」と判断、交渉は決裂したという。

 この報告が正しいとすれば、英国、フランス、ドイツでオープンすると見られるAppleの音楽ストアでは、英国市場の主要ミュージシャンが欠落することになる。英国では独立系レーベルの小売りシェアは25%を占めており、欧州では22%。Travis、Basement Jaxx、Franz Ferdinand、Dizzee Rascal、So Solid Crew、The White Stripes、The Strokes、Royksopp、The Pixies、Lemon Jelly、Coldcutは独立系レーベルに属している。

 これらのアーティストの楽曲の一部は米国のiTunes Storeで購入可能だが、欧州における販売権も必要だ。Beggar's Banquetなどの規模の大きい独立系レーベルからの楽曲はまったく利用できない可能性があると情報筋は述べているが、「状況が変わる可能性もある」という。米国では成功を収めていても、欧州でのAppleからの提案を断った企業もある。

 Appleはこの記事に対するコメントを拒否した。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.