Amazon.co.jpは山上兄弟のマジックショーを楽しめて、なおかつマジックを教えてもらえる「Amazon.co.jp マジックスクール」を開催、200人あまりの観客が妙技に歓声を送った。夏休みに入ったということもあり、観客の大半は小学生とその父兄だった。
このマジックスクールは、ご存じ“ハリポタ”の第5作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』をAmazon.co.jpで予約したユーザー向けに開催されたもの。魔法使いのハリー・ポッターと山上兄弟は、“マジックつながり”というわけだ(山上兄弟は“日本のハリー・ポッター”といわれているとかいないとか……)。
同社では「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の予約を3月15日から開始、初日で6000冊を超える予約注文を獲得している(6月中旬には5万冊を突破したそうだ)。6000冊というのは、和書の予約開始初日の数字としては同社史上最高という。
山上兄弟はカードやリングなどはもちろん、消失マジックやタップダンスまでもこなす芸達者ぶり。お兄ちゃんの圭之介君は9歳、弟の暁之進君は8歳ながらも、年齢を感じさせない堂々たるステージを披露した。それもそのはず。実は2人の父親は日本有数のイリュージョニストとしても知られる北見伸氏。その影響もあってか圭之助君は6歳でデビュー、その後に暁之進君も続き、2001年4月からは兄弟マジシャンとして活動している。
2人は昨年3月に行われたマジックの世界大会で4位に入賞。最近では新聞雑誌、テレビなどにも登場、小学生の間ではかなりの知名度だという。7月21日にはそのマジックとミュージッククリップが収録されたDVD「山上兄弟 ホップ!ステップ!マジック! てじな〜にゃの巻」がリリースされている。
マジックショーの後はマジックスクール。何人かを舞台に上げて、「何もないハンカチから卵が現れる」や「筒を通すと結び目が一瞬でほどける」などのマジックをレクチャーした。レクチャーは手品の解説をしながら進められたので、舞台に上がった観客はもちろん、客席からも手品の裏側を楽しめた。
このマジックスクール、今回行われた東京のほか、名古屋(7/29)、大阪(7/30)、福岡(8/4)、札幌(8/10)の各会場で行われる。札幌会場については7月23日まで申し込みが可能なので、兄弟の元気なマジックを楽しみたい方は是非応募を。
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