気が付けばフードテーマパークもすっかり定着した。ラーメンに始まり、カレーやデザート、餃子などかなりの数のフードテーマパークが各地にオープンしている。ゲームメーカーのナムコもそのフードテーマパーク事業に力を入れる一社。同社は運営する池袋・ナンジャタウンで「餃子スタジアム」「アイスクリームシティ」などを展開し、好評を博している。
そのナムコが今回新たにテーマとしたのがシュークリーム。ナンジャタウン内に新たにオープンする「東京シュークリーム畑」には、行列のできる店として有名な全国6店舗のほか、全国各地の有名シュークリームを集めたショップなどが店を並べている。
7月23日にオープンする、その東京シュークリーム畑を早速のぞいてみた。
東京シュークリーム畑があるのは、ナンジャタウン3階「マカロニ広場」の奥。エリア全体が「イタリアの町並みに生い茂るファンタジックな“シュークリーム畑”」(!?)というコンセプトで作られており、細い小道やさりげなく置かれたベンチや噴水などはいかにもそれっぽい(それはいいとして、フランス菓子のシュークリームなのに、なぜ“イタリア風”なのだろう。もしかしてこれが理由なのだろーか?)
注目はやはり6店舗の“行列のできる店”。集まったのは、北海道旭川市の「梅屋」、東京港区の「パティスリー アトリエ ド リーブ」、千葉県千葉市の「菓子工房 プロヴァンス」、兵庫県神戸市の「KOBE お菓子の店 モリナカ」、福岡県福岡市の「くるみの木」、長崎県佐世保市の「蜂の家」。
いずれも知る人ぞ知る名店で、各店名物の定番メニューのほか、「梅屋」の「夕張メロンシュー」(300円)、「パティス リー アトリエ ド リーブ」の「シューパリジャン」(360円)、「菓子工房 プロヴァンス」の「サントノーレ」(500円)、「くるみの木」の「玉露シュー」(300円)や「シューケット」(400円)、「蜂の家」の「SASEBO軍艦シュー」(5000円)などここでしか食べられない限定メニューも多く並ぶ。
全国各地のシュークリームを集めた「シュークリームミュージアム」も見逃せない。ここには種類を入れ替えながら常時70種類あまりのシュークリームが販売されており、全国有名菓子店のシュークリームのほか、「たこ焼きにしか見えないシュークリーム」や「えびふりゃーシュー」「いかすみシュー」「納豆シュークリーム」などの変わり種もそろう。
東京シュークリーム畑はナンジャタウン内にあるため、入場にはナンジャタウンの入場料300円が必要。営業時間は午前10時から午後10時まで。
それにしても、甘い物好きということでつい取材に行ってしまった記者だが、「東京シュークリーム畑」がどうやったらITに結び付くのだろう。“IT戦士”を使って強引にカスらせるのは、某記者の専売特許だから、勝手に使えないしなー。
「ITに全然関係ないやんか」と、ブツブツ文句を言う編集長の姿が目に浮かぶ。せめてオチだけでもITにかすらせようとして、考えること3時間。なーんにも思い浮かばない。午前2時半過ぎ、そんなことをしている自分がちょっぴり悲しくなって断念した。
すいません、シュークリームが好きだっただけなんです……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR