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» 2004年07月29日 15時12分 公開

ネットオークション、安全性の強化がさらなる普及への課題

C-NEWSと日経産業新聞の調査によると、ネットオークションを利用したことがあるのは58.5%。利用したことがない理由は「取引に不安がある」が多く、安全性の強化がさらなる普及への鍵となりそうだ。

[ITmedia]

 C-NEWSと日経産業新聞は、共同で「ネット1000人調査」を実施した。これによると、オークションで「出品・入札どちらもしたことがある」人は30.9%、「出品あり」6.5%、「入札あり」21.2%で合計58.5%の人が、「ネットオークションを利用したことがある」と回答している。利用経験のない人も約6割が「利用したいと思ったことはある」と答えており、ネットオークションへの関心の高さがうかがえる結果となった。

 今後、ネットオークションを利用したいか、という設問でも、20代では7割が、50歳以上でも45%が「利用したい」「できれば利用したい」と答えており、幅広い年齢層で興味をもたれていることがわかる。

 初めて利用した時期は1999年以前の11%から年々増えており、「2003年」の23.7%が最も多く、2004年も半年で10.3%。利用したサイトは「Yahoo!オークション」が72.3%でダントツ。「楽天フリマ」(18.0%)、「BIDDERS(ビッダーズ)」(15.1%)が続く。

 出品については、最近6カ月での出品数は「5個以上」が42.4%で最も多く、「20個以上」も20.9%に上る。出品の理由は、「不要品を処分したかったから」が79.9%、「小遣いを稼ぎたかったから」が42.5%。

 また、入札については、回数は「5個以上」が40.5%で最も多く、理由は「商品を購入したかったから」76.6%、「手に入りにくい商品を購入したかった」が41.9%という結果に。ちなみにネットオークション以外のオンラインショッピングの利用頻度は「2、3か月に1回」が最も多く23.7%で、「月1回」(19.4%)、「月2、3回」(17.9%)と続く。

 ネットオークションを利用してトラブルに遭ったことが「ある」は17.8%で、「代金を振り込んだのに出品者と連絡が取れなくなった」「詐欺にあった」「不良品だった」などの回答があった。

 利用したことがない人の理由は、このあたりにあるようで、「ネットでの取引に不安があるから」が46.2%とトップ。「手続きの方法が面倒だから」が36.4%で続く。

グラフ 「利用したいと思ったことはあるが、利用したことがない」人の「利用したことがない理由」上位5項目(複数回答)

 安全性については、「Yahoo!オークション」の出品者の本人確認の強化を96.2%が「歓迎する」と答えており、「ネットオークション業者に望むこと(複数回答)」では「情報セキュリティの高さ」が70.8%、「商品に関するトラブルが少ないこと」が69.1%と高い結果から、安全性の向上と信頼の獲得がネットオークションのさらなる普及への課題といえる。

 調査は7月22日から23日に、20歳以上のインターネットユーザーを対象に実施したもので、1000人(男性500人、女性500人)の回答を集計した。

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