ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは8月11日、転職支援サイト「仁王 nioh.jp」をオープンした。独自ロボット型検索エンジンで収集した求人情報と強力な企業データベースを組み合わせ、競争が激化するネット転職支援業界で“転職サイトのGoogle”を目指す。
転職情報サイト「イーキャリア」などを運営する同社の新サイト。民間の転職関連サイトでは最大規模となる約2万社、6万件の求人情報を掲載する。
新サイトの特徴は、独自開発のロボット型検索エンジンと組み合わせた企業データベース。各企業サイトを自動的に巡回・情報収集し、求人情報を表示する。
求人情報の検索結果順位には独自の指標を活用。過去3期分の売上・利益成長率などから判断した成長性、売上高・時価総額などに基づく企業規模、経営力(ROA/ROE、営業キャッシュフロー総資産比率など)といった全24項目の指標から独自に企業評価点を算出し、検索結果の表示順位を決める。
このため転職希望者にとっては、的確な求人情報が得やすくなる上、知らなかった優良企業の情報も入手できる。従来の求人情報サイトでは、新着順や広告料金の高い順に検索結果が表示されることが多かった。
検索結果と同時に、検索職種に詳しい転職アドバイザーの情報も表示される。同社の転職アドバイザー紹介サイト「イーキャリアFA」と連携し、腰を据えて転職活動を進めたい希望者のニーズにも応える。
求人企業の詳細情報ページからは、企業の株価や関連ニュース、関連Webサイト、その企業を扱ったブログなども検索可能。新着求人情報のRSS配信も行う。RSSは職種や企業名などを条件を指定できる。複合的な条件を指定して求人情報をRSS配信する機能は日本初としている。
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