日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)のコンテントセキュリティWGは、「P2Pファイル交換安全利用ガイドライン」の草稿を発表した。
このガイドラインの作成は、P2Pファイル交換ソフトの利用者と著作者の間で発生する訴訟や紛争を未然に防ぐことを目的に進めている。
草稿では「著作者の許可なく著作物を収録したファイルを公開しない」と「著作者の許可なく著作物を収録したファイルを中継しない」の2点が示されている。いずれも、著作権法で定められている送信可能化権、複製権、公衆送信権などを侵害する恐れがあるとしている。
また、同協会はこの草稿について意見を募集している。締め切りは9月30日。