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なぜソレが光る!?――ギフトショーで輝いていたアイデアグッズ

» 2004年09月07日 20時35分 公開
[ITmedia]

 9月7日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で、第58回東京インターナショナルギフトショーが開幕した。おもちゃ、防犯グッズ、ペット用品、家具、輸入雑貨などなど、ありとあらゆるアイテムがビッグサイト全館をフルに使って展示されている。中でも“光って”いたグッズをいくつか紹介しよう。

今回のテーマは「いやし、くつろぎ、スローライフの再考」。4001ブース・2271社が参加する。10日まで4日間の開催期間中、19万人の来場者を集める見込みだ。入場は無料

“闇サッカー”専用サッカーボール

 終業後にちょっとサッカーしたいけど、近所の河原はもう真っ暗――そんな時に役立つのがルミカの「光るサッカーボール」だ。付属の小さな発光体をボールの所定位置にセットすれば、暗い屋外でもボールを見失わずにサッカーを楽しめる。

 発光体内部には2種類の液体が分かれて入っており、折り曲げると液体が混ざり合って反応し、光る仕組みだ。1度反応させた後は4−6時間光り続けるという。

 「学校に行けない海外の子ども達は、昼は仕事をし、夜に家に帰って、真っ暗な中ボール遊びをしている。その様子を見てひらめいた」(説明員)というこのボール。11月以降の発売予定で、価格は2000円前後になる見込み。アメリカなど海外でも発売する計画だ。

 また、同じ仕組みで光るゴルフボールも同時期に発売する。「夜、庭先でゴルフ練習をするのに使って欲しい」(説明員)。価格は未定。

光るメモで日本を平和に

 ちょっとしたメモ用として、冷蔵庫に貼ってある小さなホワイトボード。このボードの文字だけを光らせることができるのが、グローテックインターナショナルの「LUMI PAD PitaPica」(税込み2079円)。無機ELの仕組みを応用し、水性ペンで文字を書いたところだけがバックライトを透過して光る。

 「冷蔵庫のメモは、家族のコミュニケーション手段。家族関係が希薄な時代にLUMI PADを普及させ、日本に平和をもたらしたい」と説明員は真剣だ。

 業務用の大きなサイズも豊富にラインアップ。バックライトを点滅させたり、左右に流したりできる。

停電時、自動で光る懐中電灯

 突然の停電。懐中電灯を手探りで探し、やっと見つけたと思ったら電池切れ。そんな悲しい事故と無縁な懐中電灯が、メモリー電子の「サイバービーム」(店頭価格は3980円前後)。停電を感知して自動で点灯してくれる充電式LED懐中電灯だ。

 といっても仕組みは単純。通電が止まれば自動で光るため、充電器から抜き取るだけで点灯する。コンセントにさした充電器にセットし、常時充電状態にしておけば、停電時にも自動で光るというわけだ。

 同社は、地震を感知して自動で光る懐中電灯「グラッ灯」(同2980円前後)も販売している。振動センサーが震度3−4クラスの揺れ感知し、明暗センサーが周囲の暗さを判断、自動で点灯する仕組みだ。

バックミラーでハンズフリー

 11月1日から改正道路交通法が施行され、運転中に携帯電話を利用すると罰金が課されるようになる(関連記事参照)。ドライバーにとってハンズフリーキットは必須だ。

 七虹は、バックミラー一体型の車載向けハンズフリーキットを販売している。携帯電話のイヤフォンジャックを接続すれば、ミラー背面に装備したスピーカーから音声が聞こえる仕組み。録音機能も備え、通話の録音も可能だ。店頭価格は9800円前後。

シワにならない乾燥機

 台風の季節。毎日雨で洗濯物がなかなか乾かないし、部屋干しすると臭くなるし、乾燥機だとシワになる――そんな悩みを解決するのが、アピックスインターナショナルの「イージードライ」(税込み1万3440円)。ハンガーの下部に装備したドライヤーから温風が吹き出し、洗濯物を干したまま乾かすことができる。昨年の発売以来好評で、今年は、タイマー機能を強化した新作を出す予定だという。

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