エフビットコミュニケーションズは、マンション向けブロードバンドサービスで設置する光ファイバ回線品目に、中規模以上のマンション向けに最大1Gbps回線を追加し、ビデオ・オン・デマンド(V.O.D)などの映像コンテンツ配信サービス「ギガタウン」を開始する。
同社は従来、マンション向けとして主に100Mbpsの光ファイバ回線を設置しており、1Gbps回線は東京都内の一部で、総戸数300戸以上のマンションに限って導入していたが、ユーザがやりとりするデータの大容量化に備え、契約数50戸以上のマンションから1Gbps回線を選択できるようにし、あわせて同回線を提供できるエリアを拡大するもの。加えて、ユーザから要望の多かったV.O.Dなどの映像系コンテンツ配信を開始する。
提供予定エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県の一部エリアで、新規については12月から順次導入する。構内配線はイーサネットまたはVDSLとなり、個々のユーザが利用できる最大速度は、これら構内配線の種類に依存する。V.O.Dなどは1Gbps回線の導入が完了したマンションから順次提供となり(回線との同時提供とならない場合もあり)、定額で見放題のプランと、固定料金を抑えたPPV(ペイ・パー・ビュー)とが用意される予定。
また、すでに同社のFiberBitが導入されているマンションの1Gbps回線への切り替えについては、別途スケジュールが告知される。接続サービスの基本料金は従来どおりで変更はなく、回線切替にかかる費用も原則として同社が負担するという。
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