偽バイアグラなどの薬品が横行している事態を受けて、米Pfizerなどの大手製薬会社と米食品医薬品局(FDA)は11月15日、薬品へのRFIDタグ導入計画を発表した。Pfizerは来年中に、米国で販売されるバイアグラの全ボトルにRFIDを装備する。
Pfizerのほか、GlaxoSmithKline、Purdue Pharmaの3社が偽物と区別しやすくする目的で、自社の薬品にRFIDタグを付ける。また、Johnson & JohnsonもRFIDの標準技術確立を主導するとともに、RFIDの予備実験に参加する。
FDAはこれと平行して薬品へのRFID導入に向けたCompliance Policy Guide (CPG)を発行。さらに、薬品サプライチェーンにおけるRFIDの採用状況をモニタする目的で、局内にRFID作業部会を設置する。
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