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Blu-Rayディスク製造装置開発で独SINGULUSとソニーが提携

» 2004年12月01日 08時19分 公開
[ITmedia]

 光ディスクのレプリケーション装置を手掛ける独SINGULUS TECHNOLOGIESは11月30日、記録済みコンテンツ用のBlu-ray Disc ROM(BD-ROM)製造装置開発に向け、ソニーと共同で研究・開発に当たると発表した。

 来春をメドに片面BD-ROM用の試作機、同年秋には両面BD-ROM用の試作機を開発。量産用の装置は片面と両面のBD-ROMに対応できるようにする。BD-ROMは新しいフォーマットだが、レプリケーション装置そのものは現行のDVD9に使われている標準技術を多数取り入れると説明している。

 「Blu-rayディスクには次世代の光ディスクとして素晴らしい未来があると確信している。BD-ROM量産のための製造コストは長期的にはDVDと同程度になり、BD-ROM製造装置の価格もそうなると見込んでいる」。SINGULUSの社長兼CEO、ローランド・ラシェ氏は発表文でこう述べている。

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